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- 2008/10/17(Fri) -
久々に絵が溜まってきたので公開。
あと駄文も


よしのや
やっぱりうちにはこの等身がいいようだ

you.jpg
そこまでよ

ふれーだむ
ふりーだむ
フリーダム

さきれい
途中で飽きた臭が

おやこでこすぷれ
だいぶ前に描いたヤツ




タイトル未定


オープニングストーリー
「日常が退屈で何が悪い」



・リレイル 裏山
酷く澄んだ空だった。
雲ひとつ無ければ空を飛ぶ鳥の群れもいない
空の青が目に焼け付くような勢いだ。
男は空を見るのをやめると座っていた木に実っている果実を一つもぎ取った。
「退屈だ・・・
男はそう呟くともぎ取った果実を一齧りした。

・リレイル 
『せい! やぁ! せい! やぁ!
扉を開ける前から道場からは
門下生達のけたたましい声と激しく床を踏む音が聞こえる

ここは辺境の村リレイル。
ある神話で「約束の地」と呼ばれたところで
英雄スカーレイトとメルクリウスが始めてであったところである。
とはいっても所詮は辺境の地。
せいぜい熱狂的な信者が稀に巡礼に来るぐらいで
他は何も無いただの農村だ。
何かあるとすればアーバンライト流の道場があるくらいだろう

「よぉサキ。
後ろから聞き覚えのある声が聞こえポンッと肩を叩かれる
「レイジか。
振り向くと私の良く知っている人物がバケツを持っていた
レイジ=アキハ
私の親友だ。それ以外特筆するところは無いが
強いて言うなら料理がうまく面倒見が良い。
まるで兄のような存在だ
レイジ「道場サボってると思ってたらいつのまにか帰ってきてやがる
    おかげで水汲み、俺がする破目になったじゃないか
サキ「・・・すまない
頭を下げる私。
レイジはそれを見るとバケツを放り投げ私の手を引いた
レイジ「馬鹿野郎!陰気臭い顔すんなよ!俺が一緒にサボってやるからよ!
サキ「・・・
私は冷血の手にしたがって再び森の中へ潜っていった

・リレイル 裏山
再び私は新しく彼を加えてあの木の上に腰掛けていた
レイジ「でさぁ・・・親父が
    剣ばっかりではなくてたまには鍬を持て
    ってうるさくてさぁ・・・
サキ「ふぅん
私は適当に相槌を打ってもぎ取った果実に齧り付いた。
この調子で私が道場前に来た時から数時間は経った
食べ終えた果実の数は裕に10は超す
レイジ「・・・お前さ
    パルテアの実、好きなのか?
パルテアとは私の食べている果実のことだ。
サキ「ああ。
レイジ「はぁ・・・俺は嫌いだがな。
    甘さが足りないんだよ。酸味ばっかでよ。
    あと種も多くて食べにくくてさぁ・・・
サキ「ふむ・・・
パルテアについては彼の言うとおりだ。
特にとやかく言うつもりは無い。
レイジが木から飛び下り空を見上げる
レイジ「結構暗くなってきたな
サキ「ああ。
サキも空を見上げる。
空は相変わらず雲ひとつ無いまま黒くなっていた。
レイジ「・・・今日も無いな
サキ「雲がか?
レイジ「ああ。かれこれ五日が経つぜ?
彼の言うとおりこのように雲が無い日は五日間も続いている
村の人々は
「雨が降らないから困る」
と口々に言っている
レイジ「・・・今年は不作だろうな。
    そろそろアウラ様が降り立つ日なのに何も用意できないなんてよ
サキ「もうそんな時期か・・・
年に一度このリレイルの裏山のある場所にある祠にアウラと呼ばれる豊作の神が降りてくる
その時に丹念に育てた作物を貢ぐとその一年の豊作を約束してくれるというありがたい神様だ
サキ「誰かさんが去年の貢物のパウロンの実を盗み食いしたからだろうな
レイジ「いや・・・あの時は仕方なかった
    ラシュアとの賭けで負けたんだ
サキ「ラシュアか・・・
   どーせイカサマしてバレたって辺りか
レイジ「すげぇなサキ。
わかって当たり前だ。
ラシュアはカードゲームでまともにやりあって勝ったことは一度も無い
彼自身もレイジもそれを知らないようだが。
レイジ「賭けかぁ・・・ユウはなにしてんのかな
サキ「さぁな
ユウはかつての私の友人だ。
去年魔工学を習いに王都へと向かったっきり連絡を取っていない。
だが彼の噂は良く聞く。新しい魔工学の道を開いたりいままでの理論を翻したりと
学生の身ながら一級技師並のことをしているそうだ。
ちなみにカードでは負け知らずで私も勝った事は無い
レイジ「あいつに勝ちたいがためにイカサマを必死で覚えたのに
    気が付いたらいなくなってるってよぉ
サキ「案外あいつもイカサマ師だったりな
もしそうだったら案外王都へ行けたのもその力かもしれない
レイジ「まさかな。
    っといい加減俺は帰る。
    あんたの親父さんには適当に誤魔化しておいてくれ
レイジが私に手で別れのサインを出すと山を下る
サキ「・・・
私も木の上から降りて山を下った。

・リレイル 道場
道場に入ると筋肉隆々とした男が既に待ち構えていた
サキ「ただいま親父。
「おかえりサキ。
私が父、ダンガル=アーバンライトに挨拶をするとニコっと笑って返してきた。
親父はこんな見た目だが一人息子である私のことを大事にしている
その子バカっぷりは近所でも有名だ。
私はその過保護っぷりが気に入らない
・・・だから私はこんなにグレたのかもしれない
親父が私へニコニコしながら手招きする
私はそれに従って家の中へ入った

私は剣術の指南書を読みながら料理の完成を待っていた
ダンガル「今日はお前の大好きなシチューにしたぞ。
親父が台所からいい匂いを漂わせながら鍋をかき回す
こんなナリをしてるが親父は料理がすごく上手い
その腕前は上流王都調理師の免許が取れてもいいぐらいらしい(自称だが
サキ「ああ。
私はそれにいつのように適当に相槌を打つ。
ダンガル「ふふふ。してサキよ
親父が鍋をかき回しながら
サキ「なんだ?
ダンガル「レイジと二人でサボっていたようだが楽しかったか?
サキ「・・・んな
てっきり知らないと思ってたことを突如聞いてくる
親父は決して怒らないが
私が隠れて何かしても全て知られている。
ダンガル「二人ので遊ぶのは良いが今度からはバケツを壊さないようにと言っておいてくれ
サキ「むぅ・・・
赤くなった顔を慌てて読んでいた指南書で隠す。
その様子を見て親父がアッハッハッと笑う。

サキ「ご馳走様
適当な雑談をしながら食べ終えた皿を台所へ運ぶ
ダンガル「どうだ?
こうやって料理の感想を聞いてくるのはもはや恒例だ
この時気をつけたいのは早く親父から離れたいからといって
「うまかった」とか「なかなか」だけと言っても親父は帰してくれない。
例を見せると
サキ「私好みの味付けだ。
   野菜が多くて栄養のバランスも良いだろうし
   味付けも絶妙だ。
   やはり親父は料理が上手いな。
といった感じだ
ダンガル「そういってくれるとうれしいじゃないか
親父はニコニコと笑って私が部屋へ向かうことを許可してくれた
親父を褒める言葉と料理自体を解説するような言葉を最低一つ入れてやることがポイントだ

私は自分の部屋の扉を開くと。
そのままベッドに倒れこむように寝転んだ。
基本私はどこででも寝られるようだが
やはり自分の部屋で自分のベッドの上で寝るのが一番良い。
私は倒れこんだまま天井を見上げる。
サキ「・・・退屈だ。
ふと呟く。
昼間にも同じことを言った記憶がある。
何も変わらないことが本当の幸せだ。
日常を歪めて幸せになれるのは一握りの人間だけだ
と親父はよく私に言う。
だが私にはこの何も変わらない日常が幸せとは思えなかった。
窓から月の光が差し込んでくる。
やけにそれがまぶしかった。



夢を見た。
私は何も無い草原のど真ん中にポツンと立っていた。
見渡す限り緑が広がっていた。
頭上には雲ひとつ無い草原が広がっていた。

 これが星の本来の運命
  これが星の本来の幸せ

足元に大きな穴が開いた

 だがお前達が歪めた

落ちていく中見えたのは何も無い黒い世界だった。

 星は選ばれたものでない
  生命と共存している星はただの死骸に過ぎない

足が地面に付く。
周りは何も無いままだった

 歩くがいい

頭の中に響いた声に従って私は何も無い世界を歩み始めた。
一歩歩くたびにコツンという音が辺りに響く。

 星はいずれ元の日常へ戻ろうとする
  その際不純物である「生命」はどうなるか?

辺りが明るくなる。
私は何も無い白い壁の部屋に閉じ込められていた

 もちろん切り捨てられる

白い壁から今にも断末魔が聞こえてきそうな顔が湧き出てくる。
顔だけではない。足や腕。それが壁だけではなく床や天井から無数に湧き出て助けを求めてきた

 生命は未来永劫の幸せを得ようと星の日常をゆがめる
  星も未来永劫の幸せを得ようと生命の日常をゆがめる

辺りの醜い景色が砕けだす。
 
 それは途切れることの無い永遠の苦痛
  星と生命の子よ

辺りが再び草原に切り替わる

 お前が望むのは星の幸せか

草原が黒い何も無い世界へ変わる

 それとも生命の幸せか

頭の中に響く声が私に問う

 「私は・・・」 

答えようしたその時
辺りが白い光に包まれる

あ、目が覚めるんだなと私は心の片隅で思った





小鳥のさえずりが聞こえる
夢から覚めた私が見たのはいつもと同じ日常だった。
サキ「星と生命の子・・・
私はどんな夢を見ていたのかも頭にほとんど残ってなかったが
その言葉だけ頭の中に強く刻まれていた。
ふと手を私の前に掲げてよく見る
サキ「・・・
手を見ても何も感じられない。
仕方ないので朝食を食べに立ち上がってリビングへ向かった。

サキ「・・・で
レイジ「んー?
サキ「何でお前がいるんだ
私と親父の間の席にはなぜかレイジが座っていた。
ダンガル「何でもお前に話があるらしくてな
     飯も食ってないようだからご馳走してやってるんだ
レイジ「うぃーす。ごちになってまーす。
サキ「・・・話?
レイジがベーコンエッグを一口。
レイジ「あーうん。親父さんと話していた最中なんだが・・・
もぐもぐしていたベーコンエッグを飲み込む
レイジ「王都へいくぞ。
サキ「・・・は?
レイジが言い出したのは夢にも思っていないことだった
私はただ唖然とするだけだった





















あとがき 解説

幻想編とはまったく違うストーリーです。
せいぜい名前が流用されてるぐらいかな。

ファンタジーものを書いてみたくてやった結果がこれだよ


解説
・世界観
魔法と剣の世界。
ワールド・ユグドラシルと呼ばれ
神話上は巨大な木の上に作られた世界とされている
ユグドラシルには二つの大きな大陸があり南から西に大きく伸びるように位置するのが
王都やリレイルがあるアルバリア大陸。
それに囲まれるように位置するのがガルバルト大陸
お互いの大陸は交流を絶っておりお互いに未開の地と聞かされているが
アルバリアにもガルバルトにも文化は存在している。

・アルバリア 緑の大陸
王都ランスロートが支配する大陸。
その名の通り森が面積の半数以上を絞める
この大陸では木々は神話上神聖なものとされており
伐採されることは罪とされている
木を伐採されるのは神から罪人と認められた者だけである

・ガルバルト 荒地の大陸
未開の地・・・とされているが
アルバリアより文化が発達している
木々か生えておらず人々は地面の下にエデンと呼ばれる緑と機械の世界をつくり
貴族や王族そこで暮らしている。
それ以外の人々は荒れきった地上に住んでおり日々苦しんでいる

・ランスロート
アルバリア大陸の中央に位置する王家ランスロートが収める都。
サキたちが言う王都とはここを指す
王立学院や研究所、武道館など学問や武道を志すもののエリートが集まっている

・英雄スカーレイト
ユグドラシルで語られる世界創生からこの安泰の時代までを描いた神話に搭乗する人物。
ユグドラシルの種を植えた女神フレイアと天の神ランスロットの息子で
ユグドラシルに蔓延る悪魔と戦ったといわれ
最期は悪魔の現れる門を閉じるべくユグドラシルの木の根元に向かって死んだといわれている

・メルクリウス
スカーレイトの無二の親友。
スカーレイトは神であるがメルクリウスは人間である
彼と共に戦い最後まで彼と共にいたが
根元に向かったスカーレイトの頼みにより自分だけユグドラシルに残り
人々に文化を教えて回ったらしい。
最期はスカーレイトとであった約束の地で眠るように死んだ。



・タイトル案

テイルズ オブ スターセンチュリー
 君と星の記憶を創るRPG

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